青木ギター教室のブログ記事
2012 07/18 13:46
中出敏彦さんのギターが素晴しい事は何度もブログで書いてきた。まず言える事は僕が生徒の演奏している音で判断していて、自分で弾いた感想ではないと言う事。つまり客観的に聞いているという事。それが僕にとっての好みの音だという事だろうけれど、今日レッスン中にまた驚いた発見があった。マジョルカの後半部分、17フレット、ラの人工ハーモニックスの音を生...
2012 05/15 14:57
15 de mayo de 2012 Soloia escribir el diaio Espanol desdehoy. Pues nadie compendera como yo escribo.El motivo de empesar , escrivir este diario es que tengo clase de git...
2012 05/07 23:02
先ほどNHKで、自殺者の自立を支援している、一牧師のドキュメンタリー番組があった。そこに見えたのは、正面から命と向き合う、一人の人間の姿だった。僕にとって、この社会の根底に位置する生活困難者達の生き様は、ここにこそ人として生きていく原点を見る思いがする。少なくともある意味において、彼らの瞳は汚れていない。一方、欲が絡み充分な生活環境の中...
2012 04/30 12:01
アートなるものは行き着く所、個性が発揮する心の内で湧き上がる想念の爆発だろう。この点から見れば、クラシックギターの本質はセゴビアが言及する、ソロの世界にこそあるのだろうし、そこに音の詩情が存在するのかもしれない。では、複数の奏者で表現される合奏、つまりオーケストラや合唱はその対極の集団的美と言えるかもしれない。音楽を学習していく時、全体...
2012 04/29 13:38
セゴビアの音を注意深く聞いていくと他のギタリストと様々な点でその音が違うのだけれど、一つに音の出るタイミングとして、セゴビアの音はまるでしなる様に鳴っている。別の角度から見れば、ワンテンポわずかに遅れて音が出ている感じ。つまり明確な音を出す意思があって、それが肩、腕、そして最も重要な手首と、柔軟性を伴って、鞭のように連動しているので、あ...
2012 04/28 22:17
かつて良いギターを捜し求めていた時、そのギターの音の条件はギタルラ社のホームページに青柳社長さんが書いてあるページがとても参考になった。これは他方良い演奏も相関的に見えてくる。良いギターを見抜けるにはその人の演奏能力も必須条件だけれど、又同時にその演奏者の音楽的傾向によっても、その基準は違ってくる。僕は昨今の世界的名手の音楽の方向性はダ...
2012 04/27 19:03
今日はスペインの僕の孫にコミュニオンのお祝いを送った。コミュニオンというのは、スペインで生まれてすぐの洗礼とは別に、自分の意思でカトリック教徒となるためのセレモニー(パンをイエスの体、ワインをイエスの血として信者に分け与える儀式)のことです。スペインはカトリック教徒の国なので、成人になる為にはとても大事な儀式かもしれない。日本で言うとこ...
2012 04/26 21:34
ギターでよく言われる右指と左指の関係性。たとえば左指は職人で右指はアーチスト。左指は肉体労働者で右指は現場監督等・・・。クラシックギターの場合やはり左手のテクニックに振り回せれていては上達は望めない。常に右手が主導権を握り、左手を誘導するように動かなければいけない。従って左指が押さえる前に右手の準備及び触れる動作は、音楽が淀みなく流れて...
2012 04/26 10:44
ミスをしても良い。これはいい加減に弾いても良いと言う事ではない。ミスを気にしていると自然と体は硬くなっていく。硬くなるからますますミスをする。これは悪循環、負のスパイラル。結局ミスは自分の実力でしかないのだから、その場で取り繕ってミスをしないように演奏したいというのは不可能な事だ。つまり今弾けているのは、現在まで練習して,努力した全てで...
2012 04/24 13:39
久し振りのリサイタルも終わり、一つ気持ちの区切りが付いたので、新境地を開きたくかねがねどうしてもお会いしたかった姫路に住んでいらっしゃる松田先生の門を叩いた。以前から僕のギター環境の延長線上に松田先生が存在していて、いつかお伺いしたいと思っていた。そこでリサイタルが終わったこの時期に機会を作った。勿論演奏を指導していただく事がメインだっ...